塗装業者がいいことばかりを言うのは当たり前です。
いいことばかり過ぎて不安になるときもある。
3社以上から見積もりを取れば良いというけれど、そもそも見積もり書の見方も分からない。
もしその3社すべてが外れだったら・・・
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厳しい目で業者選びをしたものの、確固たる確証もなく工事をした結果、

  • 工事後に問題発生も対応してくれない。
  • 数年たたないうちに塗装が剥げた。
  • 保証をしてくれない。
  • すでに会社かなかった。

もしもこんな事態が発生したら・・

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外壁塗装は考えれば考えるほど、このような工事後の不安は尽きません。


現在、外壁塗装に携わる業者はたくさんいます。


資格がある業者がいいのか、創業が古く実績のある会社なのか、それとも大手なのか・・
塗装の専門知識があるわけでもないので、業者選びの基準はサッパリ。



外壁塗装は高額な買い物なので、より慎重になる必要があるものの、何から何までわからないことだらけ。


そう思っている人でも、実はそれほど悩むことなく、間違いのない業者選びをすることができる方法があります。


外壁塗装を業者として始めるためには、資格や許可などは一切不要です。

なので「石を投げれば塗装業者に当たる」ほど、業者の数はとても多いです。

不動産などにはとても厳しい法規制がありますが、塗装の場合は額が違うといえども高額な買い物は変わらないはずなのに、悪質な販売方法や工事をしても、行政指導や行政処分になったという話もあまり聞こえてきません。

裁判に持っていく方法しか残されていないというように、個人的に対処するしかほとんど選択肢がないのです。

15年ほど前、下請けを脱するために「塗り替えほどごまかしが効く商売はない」というガイドブックを書いていたころ、業者に都合が悪いことだらけの業界の暴露話も盛り込んだのですが、有名塗装業者のことも正直に書き下ろしたので、その内容の違法性について弁護士に相談したことがありました。 gyousha013.JPG


その弁護士からは逆にその有名塗装業者が抱える裁判件数の多さについて聞かされ、妙に納得したのを覚えています。

その有名塗装業者の販売方法は訪問販売がメイン。


ポイント

  • 15年たった今、インターホンを押す訪問販売がますます厳しい環境下に置かれ、今ではインターネットに場を移して、このような塗装業者が氾濫し始めました。
    訪問販売がすべて悪いわけではありませんが、過去の歴史から見てもこのような系統の会社には多くのトラブルを抱えていることが少なくないのが事実です。



でも塗装業者は塗装業者です。
消費者から見たら見分けがつきません。

ただその業者の会社なり事務所なりに足を運ぶことで、業者の見分け方ができるようになります。

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外壁塗装の業者は、大きく分けて「施工業者」と「営業業者」に分けられます。

訪問販売系はもちろん「営業業者」の部類です。

実は工事に問題を起こす業者の割合が多いのが、「営業業者」です。

その理由は、実務経験がないためです。


繰り返しますが、外壁塗装の業者を始めるためには資格や許可が不要です。

技術がなくても業者としてやっていけるのですから、実務経験がない業者が増えるのもある意味必然的でもあります。


その場合工事は下請け業者に完全に丸投げするという方法がとられます。

丸投げと言えば、最近では横浜市のマンション傾斜問題が社会問題化しました。


丸投げは法的に違法な部分もありますが、よほど元請けとの間に信頼性があってなおかつ管理を徹底していなければ、工事品質的にリスクを抱える可能性が高まります。


特に外壁塗装のような品質がとても不明確な工事は余計に不安を抱えることになります。

だからと言って、すべての「営業業者」に問題があるということはできませんが、比率としては非常に多いと言えます。


このような業者の会社や事務所に行くと大方わかりますが、職人がいるというイメージが湧きません。

実際にも塗装現場に直結するペンキだらけの道具などは見当たらない、オフィスやただの事務所というイメージです。


その逆にそれ以外は、「施工業者」と言ってもいいでしょう。




つまり事務所などにはペンキ臭の漂うようなきれいとは言えないローラーや刷毛などの道具やペンキ缶などの材料が置いてあります。





そういうところから「施工業者」だという、どこかしら職人がいる雰囲気を感じられるものです。


 




「ホームページには職人の顔も載っているし、施工業者に間違いない」
とりあえずはそう思っていても、必ずその業者の事務所には足を運ぶことです。
ホームページに事実を伝えているとは限りません。


仮にうそはなかったとしても誤解を招く表現はたくさんあります。

会社所在地もその一つです。

多くの場合はその住所に実在するとは思いますが、中には住所がレンタルオフィスのような会社もあります。

最悪のパターンは、「施工業者と思っていたらそこには会社も実在していなかった」という例です。

簡単にわかるのはこのように「グーグルのストリートビュー」で、そこに会社が実在しているのかわかるときもあります。



外壁塗装は昔から見積もり調査に来てもらうのは当たり前ですが、本当の会社の素性を知らないにも関わらず、自宅だけで契約を済ますのも当たり前のようになっています。


担当者の笑顔、名刺、会社カタログだけで信頼してしまい、会社に足を運ぶということまでしない人がほとんどです。


ホームページまでそのような事例がある可能性もあるので、会社に足を運ぶというのは、もはや必須事項になるでしょう。


さらに間違いのない工事をするために的を絞るとすれば、事務所に足を運ぶだけでなく代表者の国家資格を確認できればベストではないでしょうか。


外壁と屋根を合わせれば百万円は超えてしまう工事です。


 塗料品質、担当者の言動、診断結果、価格などすべてにおいてパーフェクトでも、会社に足を運ぶことで、それらの信頼性が総崩れになることは十分考えられることです。




ポイント

  • たったひとつ、「会社に足を運ぶこと」だけをすれば、業者選びの間違いを格段に減らすことができるのです。


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