「やりたいことの優先順位を決めて
 努力しなくてもいいから
 あとは覚悟を決めれば
 大抵のことはできる」
               無限のリヴァイアス

宇宙船を舞台にしたアニメ。
放送当時は「ポストエヴァ」という単語が氾濫していた時期で、
後継作品の色が濃くてイマイチ反応が薄かったんだけど、
自分としては未だに最高傑作だなぁ。

[(観念的な)あらすじ]アイデンティティと自由主義の狭間で
閉鎖環境では人間のエゴがさらけ出され、権力(=ヒエラルキー)が存在しないカオス状態にある。物語の前半で革命によってヒエラルキーが形成されるが、所詮一時的な暴力をもとにしたものにすぎない。それはアクメツ(少年チャンピオン参照)と同じ。しかし、そこで再度の革命が起こる。主人公の親友であったはずの男が権力を握り、完全な世界をめざす。艦内に秩序が必要だと思った理由は、自分の恋人にあった。そこから生じてくる奇妙な歪みに困惑する主人公は教祖的存在の少女に好かれてフラフラしたり、幼馴染を大事にしないため、弟にボコボコにされてしまったりする。

最後に何かに気付いたボロボロでかっこ悪い主人公が言う

「過去は捨てられない。過去があるから今の俺たちがある。
過去を糧にして生きていくんじゃないのか。断ち切ることなんで出来ない。過去は消えない」
「ミスって落ち込んで怒ることもあるけど、でも俺はそんな俺でいいと思ってる。
たとえ傷ついても、俺は誰かを傷付けたくないんだ」
「今、俺は笑いたいんだ」

今見直してみても、やはり主人公の姿に共感するねぇ。
弟との構図がそっくりってのもあるし、
主人公のお人よしで偽善者っぽいところもそっくり。

このアニメは青春を謳歌する若者のためのアニメである。

このアニメは日常に麻痺しきった人間のためのアニメである。

カタストロフィーの先に、それぞれの未来を。

最近になってこの記事の検索が伸びているわけは
アニマックスで放映されるからでしょうか?

もしくはキャラクターデザインが平井久司だからですか?
もしくはOPが有坂美香だからですか?

ちなみに俺は「Sere25 おれであるために」が大好きですね。