三菱電機は1日、水道事業の海外展開で神戸市と連携すると発表した。水・インフラ事業に関する事業計画や施設整備、情報収集などの「相互協力協定」を同日付で結んだ。三菱電が神戸製作所(神戸市)を拠点に開発・製造してきた上下水道のプラント向けシステムと、神戸市が持つ上下水道建設や運営のノウハウを共有することで、特にアジアで急速に拡大する水道需要に対応する。

 アジア各国では都市化が急速に進んでおり、水道敷設の需要が急速に高まっている。だが社会インフラ整備についての経験不足から、日本の技術による安定的な水の供給や水質改善などへの期待が高まっているという。政府も社会インフラの輸出に前向き。このため三菱電は機材やシステムなどの海外販売増につながる可能性に着目、神戸市にとっては国際貢献の機会拡大になると判断したようだ。

 三菱電は既に欧米などで、水道プラント向けシステムの納入実績があるという。